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参拝者のために用意された仕掛け

#デザイン#催事#尾上 恵治#建築#高野山#高野山行事体験

高野山

壇上伽藍 六角経蔵

壇上伽藍は、密教修行者だけでなく参詣人も受け入れ、護り、さらなる修行を重ねるための様々な建物や史跡がある、まさに「浄土ランド」と呼べる場所です。その一つ、六角経蔵はお経を収めるための蔵として1159年に建立され、現在の建物は1934年に再建されました。

 

ナビゲーター:株式会社尾上組 代表取締役社長 尾上 恵治さん

寵愛された法皇のために建立

六角経蔵は鳥羽法皇の皇后(第二夫人)だった美福門院が、法皇の菩提を弔うために建てました。建てただけでなく、一切経という当時あったお経の百科事典のようなものが一緒に収められています。

実はこの美福門院さんは、歴史上初めて高野山に全遺骨が埋葬された女性として知られています。美福門院は鳥羽法皇に非常に寵愛されていましたので、法皇は死後も自分と一緒に過ごせるようにと生前から比叡山にお墓を用意していました。その墓を守るために比叡山のお坊さん6人と契約まで済ませていたのです。ところが、鳥羽法皇が亡くなった後、美福門院は死後は空海のもとで過ごしたいと熱望、裁判まで起こる騒ぎとなったようですが、結果高野山に受け入れられることになったというエピソードが残っています。

一周回すと3000巻のお経を読んだことに!

この経蔵には、ちょうど腰の高さのあたりに取手が数本付いていて、少し重いですが押すと経蔵に沿って一周回すことができます。一回転させると、中にある3000巻以上あるお経を一回読んだことになるとされています。基本的に伽藍は右回りに参拝しますので、この六角経蔵も上から見て時計回りに回すのがルールです。

本来、お経を納める蔵にこのような装置は必要なく、お坊さんにとっても不要ですから、昔から参拝に来た方のために仕掛けられていたことがよくわかりますね。

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